税制面でのメリット

掛金は全額所得控除
掛金は全額所得控除のため、所得税・住民税が軽減されます。例えば、毎月2万円ずつ掛金を拠出した場合、税率20%とすると、年間4万8千円(仮に35歳から60歳までの25年間掛け続けると総額120万円)の節税効果となります。

運用益は非課税
通常、金融商品の運用益には税金(源泉分離課税20.315%)がかかりますが、DCの運用益は非課税です。※積立金には別途1.173%の特別法人税がかかりますが、現在まで課税が凍結されています。

受取時も税制優遇措置
DCの老齢給付金を一時金として受け取る場合は「退職所得控除」、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」という大きな控除が受けられます

iDeCoの留意点

留意点①
預金の代わりにはなりません

原則60歳まで年金資産を引き出すことはできません

留意点②
加入対象者は65歳未満です※

通算加入者等期間が10年に満たない場合は、受給開始年齢が最大65歳まで引き上げられます

留意点③
運用は自己の責任で行います

運用成果は必ずしも掛金を上回るというものではありません。定期的に見直しましょう。

留意点④
毎月の手数料が掛かります

手数料は加入者が負担しなければなりません
金融機関によって手数料が異なります。

留意点③
途中で中断できません

一度加入すると、途中で中断、解約はできません。毎月の掛金は、最低3千円です。(困窮時には千円まで引き下げることができます)掛金は原則事業主が毎月拠出するものですが、給与が支給されておらず、合理的な理由があり、かつ、労使合意のうえ規約に明確に規定されているのであれば中断も可能です。(法3条3項7号)

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