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DC

総合型企業型DCの関係者の役割②

「運営管理機関」と「代表事業主」は何をしているのか?
前回は、総合型企業型DCには多くの関係者が存在し、それぞれが役割分担することで加入者の資産を守っている、というお話をしました。
今回は、その中でも特に重要な、運営管理機関と代表事業主の役割について解説します。

運営管理機関とは?
加入者にとって、最も身近な存在が「運営管理機関」です。
具体的には、運用商品の選定、年金規約申請、加入時のサポート、WEBサイトの提供、コールセンター対応、投資教育などを担当しています。
加入者から見ると、「DCの窓口」のような存在です。

企業型DCでは、加入者自身が運用商品を選び、老後資産を作っていく必要があります。
そのため、運営管理機関には、単なる事務手続きだけではなく、「運用商品の選定」という重要な役割があります。
また、加入者に対して、なぜ、当該金融商品を選定したのかを説明する責任もあります。

さらに、コラムや動画配信などを通じて、どのように資産形成を行うべきか、インフレや金利上昇にどう向き合うか、長期・分散・積立とは何かなどを加入者へ伝えていきます。
実は、この投資教育やサポート体制には、運営管理機関ごとにかなり差があります。そのため、「どの金融機関でも同じ」というわけではありません。

運営管理機関の業務は多岐にわたりますが、一部の業務を第三者に業務委託できることになっています。
窓口の金融機関以外のところからはがきやメールが届くのはそのためです。

代表事業主とは?
次に、「代表事業主」です。
総合型企業型DCでは、複数の企業が共同で一つの制度を利用しています。
その制度全体を代表するのが「代表事業主」です。
総合型企業型DCには、必ず代表事業主が存在します。
主な役割としては、制度全体の代表、規約の管理、加入企業の取りまとめ、制度変更時の対応などがあります。

単独型企業型DCの場合は、自社で制度運営を行いますが、総合型では多くの企業が参加しているため、制度全体を代表する存在が必要になるのです。
代表事業主は、制度を裏側で支えている存在と言えるでしょう。

次回は、「記録管理機関」と「資産管理機関」の役割について解説します。

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