株式市場

株式市場の主要指数⑦ MSCIコクサイ

確定拠出年金推進協会 代表理事の藤田雅彦です。

前回は、インデックスの組成で有名な「MSCI社」を取り上げました。今回は、最も知っておくべき「MSCIコクサイ指数」というインデックスを説明します。

それなりに詳しく書かれている楽天証券のホームページからご紹介します。

「MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する世界の株式を対象とした指数、MSCI All Country World Index (ACWI:アクイ)から、新興国と日本を除外したものがMSCI-KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイ指数)です。また、MSCI World Index (MSCI先進国株指数)から日本を除いたインデックスでもあります。この指数は1986年3月31日に算出が開始されてから30年の実績のある指数で、多くの投資家によって日本を除く先進国株式投資の物差し(ベンチマーク)として使われています。

MSCI-KOKUSAIインデックスは、MSCI社が定義する先進国23か国から日本を除く22か国で構成されています。大型株・中型株約1,300銘柄が時価総額(価格×流通株数)の大きい順で組み込まれています。」

何故、コクサイ又はKOKUSAIなのかというと、日本の投資家向けの株価指数だからです。

株式会社アイエフパートナーズ制作の金融リテラシー講座の図表をご覧ください。最大の比率は、アメリカで、なんと74.8%を占めています。次にイギリス、フランス、カナダと続きます。
(MSCIコクサイインデックスURL)

次回も、MSCI社の主要インデックスを紹介します。

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